歴史のおさらい   
     

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国のトップが
やけに元気なことを言い
民衆は期待をしてか
人気がある

それでいて
身のまわりの暮らしは
良くなること少なく
親殺しや子殺しなど
悪いことばかり起こる

それでいて
大きな会社だけは
元気が良い

そして
美しい国をつくり誇りを持とう
と指導者が叫び
国歌を直立不動で歌うことを
まず学校からはじめて
押しつける。

これは
大正デモクラシーが
舞台裏に退き
経済が不況の波に洗われた後
昭和の時代が
転がりだして間もなくの
歴史のおさらいです。

                                                                                (2006.9.23)

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