尾道・因島・弓削の旅   2009年5月8〜10日

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      目 次

1.旅日誌      本文へ  

2.除虫菊の島を歩く にほんの里100選 「因島重井町」      本文へ

3.直哉と芙美子の尾道紀行      本文へ

4.しまなみ造船街道  本文へ 

5.ハイライト写真文集(写真房のコンテンツです)      写真房のページへ 





旅 日 誌

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旅の全行程

2009年
5月8日(金)

 土浦発 スーパーひたち18号(9:46発) 1号車6番C,D席
 東京発 ひかり469号(11:03発;14:03新大阪着) 自由席 2号車11番C,D席
 新大阪発 ひかり569号(14:22発;15:30福山着) 自由席(乗りこんだ2号車が喫煙席で、1号車に移動)
 福山発 山陽本線普通(15:40発;15:59
尾道

    
    
尾道駅                   ホテルの窓から尾道水道を見る


5月9日(土)
 尾道発 山陽本線普通(8:07発;8:18三原着)
  南350m程歩いて
三原港、途中、地下通路を出たところで興安丸の錨を見物
  三原港にて快速船を待つことしばし

          
乗った快速船、三原港2番乗り場


 三原発 高速船(9:17発;9:34重井西港着)
  三原港の三菱重工などの工場、周辺の島々の景観など見ながら
因島重井町

    
       
三原・因島間も船が行き交う         重井西港


  重井西港で受け付け、『アスパラクラブ「朝日自然教室」にほんの里100選「因島重井町」 除虫菊の里を歩く』に参加
  説明を受け徒歩で探訪に出発。探訪コースは、地図参照

  予定より1時間ほど早く終了、 (何を見たかなど詳細は、別項参照)
  多くの方が13:38高速船で三原へ
  私たちは独自に、14:14の高速船で、三原とは逆方向の
土生(はぶ)、弓削島へ向う。目的は、林芙美子が恋人岡野重一を訪ねた路をたどってみること、知人の故郷である弓削島を瞥見すること、のふたつである。
  生口橋をくぐり田熊を左に見て14:29土生港着

  
 
田熊も造船の町            長崎瀬戸には島がいくつか         土生(はぶ)港

  日射しが暑いのでかき氷を食す。目的の弓削島へは、尾道から来る快速船が13:39のあとは16:10とのこと、そこで、南に200mくらい行ったところの長崎桟橋発の15:20で行くこととする。船を待つ間、周辺散策。ここは、林芙美子も恋人岡野重一を訪ねるため上陸した港。岡野の実家があった田熊は北へ2km程もあるので行けない。近辺だけをぶらぶら。桟橋からそう遠くないところに、宿探しであたってみた「ナティーク城山」というホテルがある。ここは満室ということであった。重井で一緒だったご夫妻が、軽四輪ワゴン車で弓削からお出でで、やはり船を待っておられた。

    
    
土生の街並み                    岡野重一も就職した日立造船所

  土生長崎桟橋発 フェリー15:20で弓削港まで15分程度。
弓削島は、知人の生まれ故郷で、良い島だ、かねてより聞いていた。島の横を港に着くべく船で行くと、小学校、中学校、高等学校の校舎が順番に並んでいるのがみえる。弓削商船高等専門学校もあると聞く。今回は、島を見物する十分な時間がないので、港の周辺をぶらつく。アカシアの花がこぼれんばかりに咲いていた。つり禁止と書かれた桟橋で釣りをする人も。中学生のスポーツ大会があったらしく、終わってそれぞれの島へ帰ってゆくグループが港へ来てはフェリーで発ってゆく。どのグループも先生が団体切符を買っていた。弓削大橋をくぐって商船高専のカッターが2艘、訓練からかと思われるが、帰ってきた。

    
   
弓削島は上島町に属す。小学校(左)と中学校          弓削港

  帰路。弓削発 16:35快速船。生名立石、因島土生、因島金山、尾道新浜を経て尾道駅前に至るはずが、乗降客がいなかった立石、金山、新浜は通過した。ちょっとしたクルージングである。降り際にカメラのレンズを落としてしまい壊れた。尾道駅前で、ここも広島、お好み焼きなど。

5月10日(日)
 午前中、志賀直哉が「暗夜行路」などで、また林芙美子が「放浪記」などで描いた尾道の風景と雰囲気を少しだけ味わってみよう。9時頃、チェックアウト。
尾道駅前よりバスにて3つめの長江口まで。鉄道線路をくぐると間もなくロープウェイ駅。展望台の下から周辺を眺めてから「文学のこみち」「千光寺」を経て「おのみち文学記念室」。ここでは主として林芙美子関係を見る。「志賀直哉旧居」を見てから坂道を下り、再度、鉄道をくぐって市街地へ。尾道ラーメンを食して後、芙美子座像を眺め喫茶「芙美子」、うず潮小路を経て尾道駅まで。(詳細は、別項参照)

    
    
ロープウェイ下から尾道水道を望む           復元された林芙美子の書斎

 家路に。尾道発 13:11発山陽本線普通で、13:19福山着。予定の「のぞみ32号」は14:31なので、福山駅北口前の福山城内をザッと回る。ホームレスと思われる婆孫ふたりの3人組が駅近くの公園に。日射しは強い。
 福山発、新幹線のぞみ32号。山陽新幹線はトンネルが多いが、窓外の風景は久しぶりなのでめずらしい。東京について、回転寿司に寄り、上野から普通列車にて荒川沖着、20時30分頃、無事帰宅。  

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国土地理院 1:25,000地形図「尾道」(平成21年4月1日発行1刷)より作成

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